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【鉄道スクープ隊】【2021ダイヤ改正】3月13日ダイヤ改正スペシャル!!①JR東日本東海道線の「踊り子」

 今日はJR東日本ダイヤ改正の前日ですね。そう、185系215系の定期運行最終日です。ということで今回は、「3月13日ダイヤ改正スペシャル」といたしまして、JR東日本東海道線の2つの踊り子について解説します。

 

 

1.185系「踊り子」

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まずは国鉄最後の特急車両、185系を紹介します。 藤沢 撮影日:2020年1月27日 撮影者:誰かさん

 185系は、国鉄が1981年に製造した国鉄最後の特急車両です。特急形車両でありながら、通勤通学輸送にも対応する新型車両でした。0番台と200番台の2種類が製造されました。現在基本的に東海道線で運用されているのは0番台の方です。ここでは0番台について解説します。

 1981年3月26日から、特急形車両にもかかわらず、なんと普通列車運用で営業運転を開始しました。28日には急行「伊豆*1」の初運用がありました。

 7月までに115両すべてが出そろい、10月1日からL特急(当時)「踊り子」7往復と、朝夕の普通列車10往復で運用開始。

 1986年11月のダイヤ改正では、着席通勤を目的とした「湘南ライナー」の運転が始まり、その列車には185系が充当されました。1992年からは215系との2形式体制となり、さらには183系・189系E351系・E257系0番台・251系が充当された時期もありました。

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Wikipediaから拝借。リニューアルにより塗装変更された185系

 その後1999年から2002年にかけて外観・内装のリニューアル工事が行われました。普通車の座席がリクライニングシートになり、化粧板が交換され、普通車の仕切り扉はマットスイッチ式からセンサー式に交換されました。外観に関しては、湘南色をあしらったブロック塗装へ変更されました(なおのちに斜めストライプ塗装が復活している)。

 2013年3月のダイヤ改正では、田町車両センターの廃止により200番台を含めて全編成が総合車両センターに転属しました。このダイヤ改正から、朝方の東海道線の東京~伊東間の普通列車の運用がE231系に置き換えられ、普通列車の運用は熱海~伊東に縮小されましたが、翌年のダイヤ改正で消滅しました。また、このころから廃車が開始され、それから185系は減少していきました。

 2020年3月のダイヤ改正から、「踊り子」はE257系との2形式体制となりましたが、翌年で今回の2021年3月のダイヤ改正で、185系の「踊り子」運用が終了してしまいます。さらには特急「湘南」の運転開始に伴い、「湘南ライナー」と「ホームライナー小田原」が消滅するため、185系の定期運行がなくなります。今後は臨時列車などに充当されますが、2022年までに0番台・200番台ともに全車廃車とする予定になっています。これにより、国鉄特急車両がなくなり、また185系の約41年の活躍に終止符が打たれることになります。

 

 

2.E257系2000・2500番台「踊り子」

2-① 0→2000番台

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Wikipediaより拝借・続いては中央線から転属したE257系2000・2500番台「踊り子」について解説します。なおこの写真は0番台・中央線で運用されていたのころの写真です。

 E257系0番台は国鉄形特急の183系・189系などを置き換えるためにJR東日本が2001年から中央線に導入した車両です。

 2001年12月1日のダイヤ改正から、中央線の特急「あずさ」3往復で運転を開始。その後2002年3月23日には特急「かいじ」5往復、7月1日には「かいじ」4往復、そして12月1日にすべての「あずさ」で運行を開始しました。これにより、1年間ですべての183・189系を置き換えたことになります。

 2018年10月1日時点では、松本車両センターに基本編成9両固定編成×16編成=144両、付属編成2両固定編成×5編成=10両、合計154両が在籍していました。

 2018年7月1日より、E257系が運用していた「あずさ」「かいじ」の一部運用にE353系が充当されるようになり、E353系の運用は増えていきました。そして、2019年3月15日をもって中央線の定期特急列車運用を終了しました。

 

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その後は特急「踊り子」号対応化改造。185系を置き換えていきました。 藤沢 撮影日:2021年2月22日 撮影者:誰かさん

 2020年3月14日より、東海道線の特急「踊り子」の一部列車で営業運転を開始。踊り子対応化改造を実施した編成は大宮総合車両センターへ転属しました。なお新型コロナウイルスの蔓延に伴い、E257系の踊り子が2020年5月7日から5月31日まで運行休止となりました。その後は営業運転を再開し、充当列車を増やしていき、今回の2021年3月13日ダイヤ改正ですべての踊り子運用にこの車両が充当されます。

 

2-② 500→2500番台

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Wikipediaから拝借・500番台です(この編成は現在も500番台のまま京葉線などで運用されています)。最後に、500→2000番台についてです。

 この記事最後の紹介は、E257系500→2500番台です。この形式は、500番台として2004年10月16日のダイヤ改正から営業運転を開始しました。房総地区の183・189系の置き換え用として製造されました。

 愛称は「Boso Express」です。車両の構造は0番台が基本となっています。

 営業運転を開始した2004年10月のダイヤ改正では、特急「さざなみ」・「わかしお」に導入され、2005年12月10日の改正からは、特急「しおさい」・「あやめ*2にも導入されました。これにより、183・189系をすべて置き換えました。

 

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Wikipediaから拝借・2500番台です。その後は特急「踊り子」号対応化改造。余剰となった500番台を改造し、185系を置き換えました。

 登場からしばらくして、JR東日本の中の方が「500番台は車両数が多すぎるな…。老朽化した185系と入れ替えるか」と思いました。思い立ったらすぐ実行するのがJR東日本です。すぐさま改造を施し、今回の2021年3月13日より営業運転を開始します。

 

3.最後に

 今回営業運転を終了する185系。それからE257系。この2つの形式が残した業績は大きいと思います。にもかかわらず、185系の部品を盗んでいく鉄道ファンが出たとニュースで流れていました。本当に185系が好きなら、そんなことはしないはずです。そのせいで営業運転終了が早まったなら、それはとてもひどいことです。このようなことが今後起こらないように祈るとともに、

185系、約40年の営業運転お疲れさまでした!

 あと、次回は215系について紹介する予定です。気長にお待ちください^^

 

★更新・訂正情報☆

2021.3.14 「2021ダイヤ改正」カテゴリーを付けました。

 

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*1:1981年10月の改正で踊り子に統合。

*2:2015年3月のダイヤ改正で消滅。」

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